血圧を抑えるにはカリウムを多く摂る

患者の血圧を測定する医者

25歳以上の日本人の3分の1が高血圧だと言われている現代。
様々なところで高血圧のための運動や食事などの生活習慣の改善が叫ばれています。
高血圧で病院から指導を受ける場合は、運動やストレスの解消とともに食生活の改善として減塩を指導されることが多いようです。
日本だけではなく世界でも減塩傾向であり、WHO(世界保健機構)では1日5gの摂取を目安にしています。
しかし、日本の食生活が伝統的に醤油や味噌などの塩分が多く含まれているものを使うものが多いといった理由もあり、日本人の塩分摂取量は男性で11.1g、女性で9.4gというデータがあります。
日本の伝統的な食生活の中では、減塩に限界を感じている方もいるでしょう。
そんな時には、カリウムを積極的に摂取するのも血圧を抑えるための一つの方法です。
カリウムには、体内の余分な塩分を排出する作用があるからです。
血圧とは、心臓が血液を身体に押し出す際に血管にかかる負担のことを言います。
高血圧に塩分が悪いとされているのは、血液内の塩分濃度が高くなることで血液の濃度を一定にするために血管内に取り込まれる水分が増えます。
その結果血液の量が増加し、心臓から送り出される血液による圧力が増し、血管や心臓への負担が大きくなるためです。
塩分を抑えるということは血管内に余分な水分が増えるのを防ぎ、血管や心臓への負担を減らすことになります。
そのため、塩分排出作用のあるカリウムの摂取が高血圧の改善に効果的なのです。
カリウムはリンゴ、ホウレン草、大豆やわかめなど、様々な種類の食品に多く含まれています。
塩分を減らした食生活を送ることと並行してカリウムを多く含む食材を積極的に摂取していくようにしましょう。